丸テーブルをDIY(3) 天板パーツの準備編

  • 2020.06.21
  • DIY
丸テーブルをDIY(3) 天板パーツの準備編

丸テーブルが欲しいけど、なかなかこれだと思えるものに出会えず、結局自分で作ることにしました。お時間あればこれまでの経緯をどうぞ。(丸テーブルを考える1, 2, 3
前回までに大まかな設計をし(丸テーブルをDIY1)、脚パーツを購入して組み立てました(DIY2)。

今回は天板についてです。

天板は主役、材料を何にするか

テーブルの脚が脇役でありできるだけ目立たないでほしい一方、天板はテーブルの主役であり、丁寧に選びたいと思います。

まず、素材ですが、これは無垢の木にします。もともと木の丸テーブルに憧れて作ることにしたためです。これ以外は考えられません。
好都合なことに木はDIYに向いており、それ以外の素材でテーブルを作る技術もありません。

木は木でも様々なものがあります。硬さ、色、触り心地全く異なってきます。
第一候補はチーク、一番好きな木。流行りのウォールナットもいい。フローリングに合わせてホワイトオークもいい。

ありがたいことに今回天板用の木材を購入しようと考えているマルトクショップではサンプルを安く提供しているため、8種類を取り寄せました。
取り寄せたのは、家具としてよく用いられているビーチ、バーチ、タモ、ホワイトオーク、ブラックチェリー、マホガニー、ウォールナット、チークの8種類です。
いずれも硬い広葉樹です。天板であるため傷に強く長く使えることを考えて広葉樹を使うのがいいと考えています。

比較した結果、濃いあめ色に変化していくことが期待でき、滑らかなブラックチェリー材を用いることにしました。

細かな比較は別記事(『家具に使われる木材を比較しました』)でまとめています。蜜蝋を塗った変化や日に当てた変化を確認しました。

届いたサンプル。並べると全然雰囲気が違います。

天板の形、処理をどうするか

マルトクショップで無垢板を買うと、オプションで塗装、反り止め、面取りをやってもらうことができます。これが細かく対応してもらえそうというのがこちらで購入する理由です。

自分で作業する技術がないため、できないところはすべてお願いします。結局、塗装は無塗装、反り止めは完全埋め込みタイプ、面取りはC面と呼ばれるタイプを選択しました。

まず、塗装について、マルトクショップではウレタンクリアーと自然塗料クリアーを選択できます。

マルトクショップでの塗装オプション

ただ塗装に関しては、以前購入した蜜蝋が家にあったため、これを塗ることになりました。塗装をお願いした場合1万円近く追加でかかりますが、蜜蝋なら数百円で天板全体を塗ることができます。

次に反り止めについてです。無垢板は何も処理をしないでいると反ってきてしまいます。
以前気に入って使っていたコースターを濡れたままにしてしまい、大きく反らせてしまったことがあります。コースターサイズでも明らかに反っていることが分かるため、テーブルで反ってしまえば、おそらく使い物にならなくなってしまうでしょう。

ウォールナット無垢材でできたコースター。
もしテーブルがこんなに反ったら使い物になりません。

これを対策するための反り止めを自分でやるのは難しいため、オプションを選択します。選択肢は二つ、通常タイプと完全埋め込みタイプがありました。
存在をなるべくなくしたい、テーブルの下に入れた椅子が傷つけたくないという理由から完全埋め込みタイプにしました。
必然的に、天板の厚さは完全埋め込みタイプを取り付けられる最低限必要な30 mmになりました。

差額は2000円くらいのようですが、最低厚みが変わってきます。

次に天板の端の処理です。理想は宮崎椅子製作所のUniverse tableやhozuki tableのように端が薄くなっているものです。船底面とも呼ばれる形状です。
30 mmの板厚がそのまま見えてしまうと重たい印象になってしまいますが、このような形状にすると薄く見え軽い印象になることが期待できます。

端を薄くする処理を入れたい

これに相当するような面取りがオプションとして用意されていました。ありがたい。
面取りオプション自体が17種類存在し、船底面に近い形状はB面、C面、E面と呼ばれる3種類でした。
下面の角度と上面側のエッジの処理が異なります。

端を薄くする面取りオプション3種類

これらを選ぶとどうなるかイメージをつかむため、CADでモデルを作り比較しました。寸法が分からないところもあったので実際とは少し違うかもしれませんが。

面取りオプションの比較

B, C, Eの順で下面の面取りの角度が水平に近づいていき、見た目の印象が薄く軽くなっていきます。
上面側のエッジの処理もB面がクールな印象、C面が優しそう、E面はソリッドな感じが残り、それぞれ印象が違います。

この中から、下面の印象がちょうどよく、使用中の手の当たりもやわらかそうなC面を選択しました。
ここは好みの問題ですね。

以上で天板の仕様はほぼ決まりました。

脚との接続方法

最後に脚との接続方法を考えます。

購入したテーブル脚には受け部がついておりボルトを通すための穴が8つ開いていました。穴の直径は6 mm、隣り合う穴の中心間の距離は111 mmでした。
これに合うボルトとしてはM5サイズです。長さは天板の半分程度として14 mmもあればいいでしょう。

穴の直径は6 mm、穴と穴の距離は111 mm

これらの穴に対応する天板側に直接ボルトをねじ込んでもいいのですが、今後つけたり外したりを繰り返せるように「鬼目ナット」を天板に埋め込むことにしましす。

鬼目ナットの取り付けもマルトクショップのオプションで選べたため、この天板の図面を描きお願いすることにしました。

不慣れで時間かかりました。

マルトクショップさんに以上のことをすべてお願いし、あとは到着を待つのみ。
DIYと言いながら、作業することはボルトを締めるくらい。ここまで楽できるのも細かい事項に対応していただけるからです。感謝感謝。

届いたらまた組み立て編を書きます。

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